2011-04-16

鳩ノ巣駅~川苔山~古里駅

さて、
そろそろ初級を卒業して中級に昇級します。
中級の手始めは川苔山(1363㍍)です。
鳩ノ巣駅(JR青梅線)で下りまして、
踏切切を渡って道標通り北側の急坂を登ります。
両側に民家が並んでいますが、
気にせずにどんどん登り続けます。
最上部の正法院近くで道標に従って、
左へ曲がって登山道に入ります。
今日は25℃越えの夏日ですから、
ヤッケをリュックに突っ込んで、
半袖短パンで登っておりますが、
既に大汗かいて汗だくです。
大根ノ山ノ神の分かれ道に到着しました。
ここからは神の領分だそうで、
なるほど急に爽やかな風が吹き抜けて参りまして、生き返ります。
工事中の為、迂回願いますと書かれていますが、
工事区間は元々行く予定のない難路コースですから、
問題なくそのまま大ダワを目指して進みます。
途中で老年グループをひとつ追い越して、軽快に登り続けます。
昨年までは下りの方が断然得意だったのですが、
今年は逆に登りの方が好きかも知れません。
急斜面を下ると、左膝裏が痛くなるようになってしまいました。
これがどうにも改善されなくて、悩んでおります。
1歩1歩丁寧に登り続けまして、なんとか大ダワの分岐に着きました。
舟井戸へと向かう道が2本ありまして、
左が直線的に登る急勾配で悪路、
右がうねりながら登る道です。
当然悪路を避けて右へと進みましたが、
断崖絶壁の心細い道が続きます。
こちらの道の方が整備されていると言うのなら、
急勾配の悪路はどれだけ凄いのかと気になります。
機会があれば1度、試したいものです。
舟井戸の手前で60代とおぼしき女性5、6名と、
40代のガイド役らしい男性が1名。
登山道を塞ぐように、
どっかり腰を下ろして休憩されていました。
「ああ、休憩してるなあ」と思いながら、
そのまま進みますとひとりの女性が登山道のすぐ脇で、
なんの躊躇もなくズボンを下ろしてしゃがみまして、
お尻が丸見え状態です。
と言っても、お婆ちゃんですけど。
強い尿意なのでしょうか、
切迫した事情だったのでしょうか。
それにしてもこの無警戒感はスゴイ。

尻捲り
おしっこすれば
糞も出る

鳩ノ巣駅を出発して2時間と30分、
1歩1歩丁寧に登り続けて、
やっと川苔山頂が見えました。
ふー、1363㍍ってやっぱ高いなあ。
南や西に展望が開けて、
遠くの山々がよく見えます。
山頂には結構な数の先客がおられまして、
なんですか、
携帯バーナーってんでしょうか。
皆さんそんなもんの上に小さな鍋をのせまして、
インスタントラーメンなんぞを作って、
食べたりしております。
これが流行っているんでしょうか、
あっちでもこっちでもインスタントラーメンです。
山の上でインスタントラーメンって、
なんなんでしょうね。
わたしは荷物を増やすのが嫌なるので、
水分以外は何も持参しませんけど。
それにしてもインスタントラーメンですか。
なんだかどうも納得出来ませんけど、
まあいいやってんで、
汗ばんだTシャツとタオルを取り替えて、
水分補給をして、さあ再出発です。
帰りは古里駅へと続く、
赤杭尾根を試してみることにしました。
赤杭尾根なんていうのだから、
楽しい尾根歩きを期待しましたが、
かなりの悪路でがっかりです。
赤久奈山(923㍍)の山頂に立ち寄ってみましたが、
展望が無くこれにもがっかり。
崖崩れでもあったんでしょうか、
道が消失している所もあり、大変苦労しました。
お陰様で3回程すっ転ばして頂きました。
山と高原地図の冊子にはいいカンジの事が書いてあったのに、
これなら本仁田山から奥多摩駅に抜ければ良かったです。
左膝裏がまた痛みだして、全然ペースが上がりません。
後ろから来たお兄さんに抜かれ、
また後ろから来たもうひとりのお兄さんにも抜かれました。
本当にどうしたんでしょうね、俺の左膝。
去年は飛び跳ねるように下りて、
登りの半分の時間で下りられたのに。
今年は全然スピードが出ないぞ。
うーん、下りが楽しくないなあ。
酷い悪路を悪戦苦闘でもって、
なんとか古里駅に辿り着きました。
鳩ノ巣駅を出発してからちょうど5時間。
駅に着いたら途中で抜かれた、ふたりのお兄さんに再会しました。
ふー、疲れた。

初級を 卒業して 膝笑う

イワモケ

鳩ノ巣駅→大根ノ山ノ神→舟井戸→川苔山(1363㍍)→曲ガ谷北峰→赤杭尾根→赤久奈山(923㍍)→古里駅

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