2008-02-01

覇王別姫

カンヌでパルムドールを受賞していますので、
ご存知の方も多いと思います。
六本木で「子供たちの王様」を観て以来、
わたしはチェン・カイコーが大好きです。
1991年。
「人生は琴の弦のように」を、
モントリオール映画祭に出品していました。
その時わたしもモントリオールにいまして、
監督をお見かけ致しました。
なんだか、
どきどきしちゃいまして。
わたしにとって大好きな監督はアイドルの様なもので、
用もないのに後を追いかけたりして。
エレベーターで大接近した際、
ニオイを嗅いだりしてみました。
最近では「PROMISE」とか、
超駄作を撮られていますが。
これにはきっと、
大人の深い事情があったのでしょう。
わたしは気にしていません。
チェン・カイコーはきっとまた、
大復活します。
チェン・カイコー映画は、とにかく照明が美しいです。
ハリウッド映画並に大きな照明をたいていると思うのですが、
たかれた照明からどんどん引き算をして、
自然な照明を作り出します。
「覇王別姫」のレスリー・チャン。
本当に美しいです、惚れ惚れします。
この映画は、
チェン・カイコー映画前半期の最高傑作だと思われます。
チェン・カイコー映画がどう変貌して行くのか、
注意深く見守り続けたいと思います。

イワモケ

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