ジャック・タチの70ミリ超大作映画です。
2500平方メートルの巨大オープンセットが、パリ郊外に作られたそうで。
なにを考えているんでしょうか、道楽映画の極みであります。
写真は、奥に見えるビルを移動させているスタッフの図であります。
残念ながらわたしは、この映画をフィルムで観た事がありません。おそらく70ミリ版を劇場で観たら、
まったく印象の違う映画なんでしょうね。
映画の内容は、相変わらずのすっとこどっこい映画であります。
しかし、そのスケールと繊細さには驚嘆いたします。
通常のジャック・タチ映画とは違い、
エキストラたちが大活躍する不思議な映画です。
登場する全てのエキストラたちは、ジャック・タチによって完全にコントロールされています。
エキストラたちは3層4層になっていて、それぞれ特徴のある動きを続けます。
見るべき人物が多すぎて、
観終わるとぐったりします。
道楽映画もここまで極めると、芸術です。イワモケ
0 件のコメント:
コメントを投稿