2008-01-23

高橋新吉

NHKの教育で、
偶然見た「高橋新吉、自作を朗読する」の放送。
皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿
倦怠
額に蚯蚓這ふ情熱
白米色のエプロンで
皿を拭くな
鼻の巣の黒い女
其処にも諧謔が燻すぶつてゐる
人生を水に溶かせ
冷めたシチユーの鍋に
退屈が浮く
皿を割れ
皿を割れば
倦怠の響きが出る

と、
ご自身が朗読されていたのです。
それがもう、
スゲエ格好イイんです。
既にかなりのご高齢でしたが、
目だけはギンギンでした。
パンク爺さん、とでも言いましょうか。

「じょうじなまはげ」の主人公の名前は、
高橋新吉さんから頂きました。
なんの関係もないんですけど。

1987年にお亡くなりになられてますから、
もう21年になるんですね。

イワモケ

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